古反故さんに最近ジェリーって言わないねと言われ、そういやここではまったくふれてなかったよなあと思い、ちょっと書いてみることにする。
Alice in Chains のことだ。14年ぶりに出たCD「BLACK GIVES WAY TO BLUE」を、なんだかんだでそういやずーっと聴いている。最初は正直、ぐっときすぎた。(特にタイトル曲)レインのことを歌ったと思えるジェリーの歌詞と声が相まって、14年きっと思ってたんだろうなと。
それにしてもこの「BLACK GIVES WAY TO BLUE」は、私はアリスの最高の名盤だと思ってる。音は聴きやすくなったけど、より深化した。暗さも表現もより深く。
レインのヴォーカルは確かに素晴らしかった。それは唯一のもので、今のヴォーカル、ウイリアムは最初違和感があったけど、今回聴く限り、とても彼らしくアリスにとけ込んでいると思う。
私は特別HMが好きというわけでない。ナインインチネイルスとかマリリンマンソンとか、ガンズとかメタリカとか好きだったりするけど、アリスインチェインズは私には特別な存在。
なんで彼らの音に対して、私はまるで中毒者なんだろうと思うが、そこにどうにも美しさを感じてしまうんである。まるっきり洋楽を聴かない人は、異様だったりキモく思えるらしいが(笑)私にはものすごく美しい音の揺らめきと表現なのだ。
「BLACK GIVES WAY TO BLUE」をフルに聴いて、自然と横に揺れ、ラストのタイトル曲の、ジェリーの「Lay down,I'll remember you」の歌声にしみじみするのである。そこに14年の歳月を噛み締める自分がいる。