忍者ブログ

なにげに

日々のいろんなけっこうどうでもイイことを更新中。 オリジナル小説は「みたいな」という別ブログに移動。

私のあこがれ
ユリウス・カエサル  「ガリア戦記」

もちろんあのローマのシーザー。本人が書いた記録。戦争のときのフォーメーションとか、くわしく書かれていておもしろい。カエサルはいつも勝ってたわけじゃないけど、失敗は二度と繰り返さなかったらしい。
指揮官としてのリーダーシップといい、懐の深さといい、本当にかっこいい。赤いトーガ(マント)がひるがえったら戦い開始の合図とか、思わず想像かきたてられる。

塩野七生 「ローマ人の物語」

これを読んで、いわゆる「ローマ帝国」と大まかに漠然と思っていた時代のことがよくわかった。

カエサルについてもすごく良く書いていて、これがカエサルが私の理想の男となった理由だ。(笑)
しかし、知るほどにローマはおもしろい。そして不思議な国のあり方。キリスト以前と以後での違いを考えるとそれまでのあらゆる信仰の自由を認めていた時代こそローマとしてはおもしろかった。宗教は本当に争いのもと。それはこれまでの人間の歴史のそこかしこにあふれている。
また、キリスト以前のローマはなんとなく日本人の感覚と似ているような親近感も覚えた。いや、テルマエ・ロマエじゃないが。
イタリア人はローマ帝国をものすごく自慢していいと思うよ。


PR

コメント

コメントを書く