"映画"カテゴリーの記事一覧
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ネトフリで話題のやつ、Huluに中国版があったので見た。
小説が有名らしい「三体」
一気に見たけど、物理学など専門用語散りばめ、文革の時代と現代が交差して展開
なんだかまったりと話が展開しているなあと途中退屈に。
たぶん、いつもはアメリカメインのTVドラマシリーズのしかも警察ものをかなり見てきたので、たいてい1話完結、起承転結はっきり、最後に犯人は誰だとすっきりするスピーディな展開にどっぷり慣れてるせいだろう。おそらくネトフリ版ならそっちじゃないだろうか。中国制作のは中国作家によるもので最も理解されて作られてるだろうけど、ちょっと不慣れ。
でも最後まで見た。ラスト近くの回ではほとんどホラーで見たような展開にひょえーだった。(なにこの表現)昔「ゴーストシップ」というものを見始めてすごいことになり速攻見るのを止めたことを思い出す。それでも逃げちゃだめだと我慢してみた。
まああまりネタばれよくないだろうし、曖昧に言うと、そっちかよ!みたいないろいろ突っ込みどころはある。でも大まかに言ってしまえば要はこういうことという話をすごく独創的に新鮮味を出せてるのが面白いと思った。
しかも原作はほとんど20年くらい前。その時代にこれはすごいと思う。
そういえば初めて中国映画を見た気がする。役者さんはいい感じだった。ただ、名前が全部漢字のせいで、覚えられない私。いや、日本だって漢字だろうとつっこめるが、似たような3文字の中国読みが加わるから余計ややこしい。女優さんもみんなキレイで似てて区別つきにくい。アジアの顔だから見慣れているはずなのに、区別できない。それは困った。PR -
DUNE2観た。
もちろんレイトショーで、あ、お風呂は帰ってからはいったケド
2は1よりもさらに良かった。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のセンスが大好き。どの映画も刺さる。映像の美的感性も素晴らしく好き。
1のときは音楽乱れドラム打ちみたいなハードな音響効果だったけど、今回は音の使い方を変えたようで映像よりも目立たない程度に溶け込みかつ、この音楽あってこその盛り上がりで素晴らしかった。
時々笑える演出もあった。例えば砂漠を主人公が走ってきて、そのあと間をあけて大勢がいっせいに砂漠の丘を越えてくるみたいな、よくあるやつとかは、いや、それ主人公ひとり先に狙われるやんと思った私。まあそんなのはよりわかりやすさを追求したんだろうね。はい、主人公、ここですよと。
展開も今回は早めでおもしろく、2時間半くらいもあっという間に感じた。
でもスパイス、教母さまベネ・ゲセリットやらクイサッツ・ハデラッハとか2から見た人はポカーンだろうね。
私はハード系SFは好きだけど魔法とか妖精とかファンタジー系は苦手である。でもなんで?と思わずにそういう世界なんだと割り切って見るもんなんだろう思うこの頃。
で、ストーリー的にはこのDUNEも異様な世界観で、例えばハルコンネンとか、あまりに暴力的国で、帝国なんだが、映像たるやまさに空も、建物も、衣装もすべてにおいてダークすぎるはい、これが悪役ですとふりきったわかりやすさで、これでものすごい人数の人々が一斉にその帝国に万歳なんだが、こんなに一丸となれんの?とかつい横から見てしまうが、割り切って見なくてはね。
でもでも、トータル的にはすごく見て満足。映画館で見ないでどうするよという、まさに大画面、大音響がぴったりの映画。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、PART3待ってます!
ただ、ハルコンネンのフェイドが、リンチのときはスティングだったが、今回はちょっとお笑いの〇藪さんが思い浮かんでしょうがなかったョ
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もちろんお風呂にもはいって、レイトショーに行きましたよ。
・・・・なんというか、正直私にはがっかり感ハンパなかった。この映画は観る人の
観方によってかなり感想が違うものになるとは思った。哲学的なものがはいってる気はしたよ。気は。でも私が見たかったのはデジャブ観じゃなく、新しい世界だったんだ。砂の惑星の時の「あるある感」とは別物のあるある感が私好みではなかったということだが。
SFとしてみても、ドラマとしてみても、なんというか中途半端な感じがしてつまらなかった。
過去のマトリックスからほとんど変わってない展開がなんとも・・・心が動かないとはこのことだ。
期待していた分、酷評になってしまった。あーあ・・・。